徳之島の場所

奄美群島は、鹿児島の南380㎞の位置になる奄美大島から沖縄を間近にのぞむ与論島まで、およそ180㎞の洋上に点在する大小5つの島の総称です。
徳之島は、鹿児島から南西に約460㎞、大平洋と東シナ海の接線上に浮かぶ周囲100㎞足らずの亜熱帯の島で、奄美群島のほぼ中央に位置しています。

大陸から分離した古生層で島の中央に400～600ｍ級のやまが並び、奄美大島とともにアマミノクロウサギの生息地として知られています。島中が熱気に包まれる闘牛大会と、トライアスロンやダイビングなどのスポーツ、また長寿の島としても有名ですが、遺跡や島唄など文化的にも非常に面白い島です。耕地面積は郡島最大で、さとうきびや畜産に力が入れられています。
島内には、徳之島町、天城町、伊仙町の3町があり、空の玄関である徳之島空港は天城町に、海の玄関口である亀徳港は徳之島町にあります。 人口は約2.3万人。年間平均気温20～25℃と温暖で過ごしやすく、1年を通じて釣りやダイビングを楽しむことができます。
近年では、「ウンブキ（陸の中の海）」が調査され解明されれば、日本一大きな海底遺跡では？と、話題を呼んでいます。奄美大島とともに世界自然遺産の候補地になっています。